前回の投稿から5日の間が空いた。
私としてもいろいろやりたいゲーム、やらねばならないゲームはあるのだが、ここ数日あまり集中力が働かず、曖昧なことばかりしておりました。脳の働きは流れに任せるにしても、せっかく始めたブログなのにあまり間を空けるのもよろしくないと思うので、とりあえず最近少し触る機会があった Cultures: Northland というゲームについて軽めの記事を書いてみる。
調べてみると、Steamに登録されたのは最近のことだが、どうやら元は2002年の作品らしい。Age of Empires II: HD などにみられるように過去作のリバイバルが流行りなのだろうか。グラフィックから受ける印象もAoEとそれなりに似通っており、当時の流行のほどがうかがえる。ゲーム性はというと、AoEのようなRTSをベースに、ゲーム性スライダーを町づくり・生活シミュ方向に割り振ったような印象のあるストラテジーだ(このあたりのゲーム開発史はあまり知らないうえに、詳しく調べる余力もないため、例え方が的外れでないことをただ祈る)。
というのも、AoEにおいてはRTSとしての競技性がすべてであり、家の建設は人口上限の増加のみを意味し、食料も一種の通貨に過ぎなかったのに対し、Cultures では男女を結婚させて家を用意することで子供を作らせることで人口を増やせるが、初期の狩猟採集生活ではいずれ食料が不足し、ユニットは餓死してしまう。そこで安定して人口を増やし続け、文明を発展させるには、狩猟採集生活から脱し、農作からパンの生産を始めねばならない。そのためには畑で収穫した小麦を粉引き所に運び込み、その小麦粉をまたパン屋に運ぶ必要がある。
おわかりだろうか。ここではリソースは数字上だけのものではなく、ゲーム上のオブジェクトとして扱われるので、それぞれの建物を隣接させて道路で結ぶなど有機的に連結させることで、生産の効率を向上できるのだ。
パン屋を中心に畑・粉引き所・井戸を集めて道路で結ぶ |
ゲームとしてはどうかというと、やはり古いゲームであることが一番のネックであり、チュートリアルでも教えてくれない不親切な部分が多い(もしかしたら付属の紙のマニュアルに載っているのかもしれないが、いまはダウンロード販売の時代である)。マルチプレイは当然閑古鳥であり、シングルシナリオは一周すれば終わりだし、フリープレイもマップが固定なので(たぶん)、リプレイ性はそれほど高くないだろう。いまであれば、単純にゲームとして考えれば先に挙げた2作をおすすめするところだ。
であれば、いまこのときにおいてこのゲーム最大の売りは何か。実は断言できるモノがひとつだけある。それは値段だ。定価が498円という安さであり、そのうえ定期的に-90%のセールをしているのだ。一週間セールの最後の一日と記事を書くタイミングが少々悪かったが、シリーズ2作品のバンドルが執筆時点残り24時間、90%引きで79円のセール中である(単品は今回は割引対象外のようだ)。Northland についてはSteamトレーディングカードに対応しているので、そのうえさらに20円分ぐらいのキャッシュバックが見積もれるとあってはなんともすばらしいセールである。9割引は正義。興味をもたれた方は町づくりストラテジーのレガシーを体験するため、あるいはSteamライブラリの肥やしにでもぜひどうぞ。
Cultures - Northland ¥498
システム要件
最低:
OS: Windows Vista/7/8
プロセッサー: 1.4 GHz Processor
メモリー: 1 MB RAM
グラフィック: 3D graphics card
ストレージ: 382 MB 利用可能
推奨:
OS: Windows XP/Vista/7/8
プロセッサー: 2 GHz Processor
メモリー: 2 MB RAM
グラフィック: 3D graphics card
ストレージ: 382 MB 利用可能
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